理不尽の最たる例が、この「使途範囲表」です。これは研究費の使途を品目で制限しており、原則、この表に掲載されていない物品は購入できません。理由書を添付して、その理由に事務長が納得すれば、例外的に支出が可能になります。
この時点で研究者側から見て理不尽な点が二つあります。一つは、研究費の使途が、研究内容に関わらず使途範囲表によって制限される点。もう一つは、研究費の支出に関して事務長の納得を得ないといけない点です。
まず前者について、研究で必要になる物品はあらかじめ分かるものと、そうでないものがあるので、使途範囲を事務が決め付けることはできないはずです。そして、これが研究に近い部署で作成されているなら得心もいくのですが、出納しかしない財◯部で作成されているから驚きです。研究を知りもしない部署が研究費の使途を制限しようなんてちゃんちゃらおかしいし、ヘソで茶が沸きます。内容的にも問題があるのですが、あり過ぎてキリがないので、後日書きます。
後者についても同様で、事務長が納得しない限り支出できない。先日は、「駅の売店で売っている雑誌は学術書ではないから、『世界』も『思想』も支出できない」とのたまっていました。この2冊、どちらも学術論文で引用されている雑誌であることは、人文・社会科学分野の研究者なら常識だと思います。研究を知らない、理解のない人が研究事務の責任者になると、その大学の研究活動を殺しかねないよい例だと思います。
この1年間、何かにつけて理不尽を説いてきましたが、改善の気配はまったく見られません。どうしたものか、個人的にはよりよい研究環境を提供できるようにしたいのですが、なかなかね。
(つづく)
2011/04/18
2011/04/16
研究費あれこれ
新年度になって新任教員が入ってきました。現在、毎年恒例の研究費使用説明会を各キャンパスで開催しています。わたしは科研費の使用説明会にしか関わっていませんが、全学共通の使用マニュアルに基づいて説明しているので、科研費制度に特有の運用を除いては、他の研究費も似たような説明になっています。
近年、公的研究費の監査は年を追うごとに厳しさを増していますが、目的にかなった支出で、かつ正当な理由(研究遂行上の必要性)があって、不正と判定された例はありません。このように言えるのも不正防止計画の策定で調査したり、他大学の担当者と情報交換したりしているからなのですが、このような状況を踏まえて考えても、うちの研究費の使用ルールは理不尽だと思います。
どのあたりが理不尽か、いくつか具体例をあげて考えてみましょう。
(つづく)
近年、公的研究費の監査は年を追うごとに厳しさを増していますが、目的にかなった支出で、かつ正当な理由(研究遂行上の必要性)があって、不正と判定された例はありません。このように言えるのも不正防止計画の策定で調査したり、他大学の担当者と情報交換したりしているからなのですが、このような状況を踏まえて考えても、うちの研究費の使用ルールは理不尽だと思います。
どのあたりが理不尽か、いくつか具体例をあげて考えてみましょう。
(つづく)
2011/04/11
プレゼンテーションについて思うこと
昨日は出勤してプレゼンテーションの資料を作っていました。というのも、週明けに科研費(研究活動スタート支援)のガイダンスで話すからなんですが、当初は前年の資料を少し修正するだけのつもりでいたわけで、自分で一から作るつもりはありませんでした。それが、修正と下読みのためにファイル開いてみたら、!!?!ってな感じで作り直し始めたのでした。
プレゼンの内容は科研費制度の概要と研究計画調書の書き方に関するもの。それなのに内容が未整理の状態でプレゼンしたとあっては、聞いている方は理解もできないし、話している内容を信用できないのではないかと思います。少なくとも、わたしはそうです。前任者の神経はどうかしていると思うし、それを放置していた上司の責任もあると思う。
一つ一つのプレゼンには目的と目標があるわけで、それを意識した構造やデザインを資料に落とし込む必要があります。以前に「プレゼンテーション ZEN」という本を読んだことがあります。この本ではプレゼンテーションにおけるコンセプトの重要性が説かれています。まさに目的や目標といった部分を大切にして、それをうまく伝えるためのプレゼン資料を作ろうというものです。
週明けのガイダンスで出席者に満足してもらえるように資料を作り上げなければなりませんね。
プレゼンの内容は科研費制度の概要と研究計画調書の書き方に関するもの。それなのに内容が未整理の状態でプレゼンしたとあっては、聞いている方は理解もできないし、話している内容を信用できないのではないかと思います。少なくとも、わたしはそうです。前任者の神経はどうかしていると思うし、それを放置していた上司の責任もあると思う。
一つ一つのプレゼンには目的と目標があるわけで、それを意識した構造やデザインを資料に落とし込む必要があります。以前に「プレゼンテーション ZEN」という本を読んだことがあります。この本ではプレゼンテーションにおけるコンセプトの重要性が説かれています。まさに目的や目標といった部分を大切にして、それをうまく伝えるためのプレゼン資料を作ろうというものです。
週明けのガイダンスで出席者に満足してもらえるように資料を作り上げなければなりませんね。
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