2011/05/03

平成23年度科学研究費補助金の審査結果



平成23年度科学研究費補助金の審査結果が公開されました。申請を支援したプロジェクトの採否状況は下記のとおり。 

基盤A 0/1 ( 0%) 
基盤B 4/8 (50%) 
基盤C 4/8 (50%) 
若手A 担当案件なし 
若手B 2/8 (25%) 
萌 芽 0/2 ( 0%) 

※上記は「種目 採択数/申請支援数  (支援採択率)」となっています。 

基盤系が善戦したものの,若手・萌芽が足を引っ張った感じです。文部科学省は若手系の支援採択率を30%まで引き上げると言っていたので,もし全体としてその水準なら苦戦した格好です。来年度に向けての課題は,「若手系の支援採択率をいかに引き上げるか?」ですね。


審査結果を見るときに見落としがちなので,採択プロジェクトの充足率について少しだけ書いておきます。この充足率は, 研究経費積算の適正度を計っている側面もありますが,研究内容の重要度も表しています。つまり,重要度が高いと判断されたプロジェクトは充足率も高くなるということです。例年,基盤系の充足率が70%程度であることを考えると,充足率が80%を超えるようなプロジェクトは重要度が高いと判断されていることになります。今回の採択プロジェクトでは,充足率80%以上の案件が3件あったので,支援採択率以上に満足しています。

さて,好調だった基盤系ですが,そのうち2件ほどは,わたしがほぼ全面的に書き直した調書がありました。喜んでいいのやら,悲しんでいいのやら,何とも複雑な心境です。それは,ともかく自分の年俸分以上に補助金を引っ張ってこれたのでよかったのではないかと。